国の労働市場統計は、働いている人、仕事を探している人、または就業可能な15歳以上の人を対象とします。国立統計院は公式の労働力データを通じて市場を監視しています。正式雇用には通常、契約、賃金、国立社会保障機関(INPS)への社会保険登録、有給休暇が含まれます。インフォーマル労働には、無給の家族労働、インフォーマルな事業体の自営業者や雇用主、INPSの保障や年次有給休暇・病気休暇のない仕事が含まれます。カーボベルデには確立された正式・インフォーマル双方の労働市場がありますが、インフォーマル雇用の信頼できる最新全国比率があると想定すべきではありません。2023年の全国インフォーマル部門の指標は、組織的な会計を持たない農業以外の生産事業体を対象としていました。 統計値は対象期間によって異なります。年間失業率は2024年が8.0%、2025年が6.2%でした。2025年下半期には経済活動人口226,360人、活動率60.4%、就業者215,317人、就業率57.4%、失業者11,043人で、失業率は4.9%でした。労働力の未活用率は依然として23.3%で、失業率だけでは就労機会や労働時間の不足を捉えきれないことを示しています。 就業機会は性別、年齢、地域によって異なります。2024年の活動率は男性64.6%、女性52.1%、就業率は男性59.5%、女性47.8%でした。失業率は男性7.9%、女性8.2%でした。失業率は15~24歳で20.1%、15~35歳で12.6%でした。2025年上半期には、15~35歳の20.4%が就業、教育、訓練のいずれにも参加していませんでした(一般にNEETと呼ばれます)。その割合は女性23.8%、男性19.9%でした。 島や市町村の間には大きな差があります。2024年の活動率はサル島が78.6%、ボア・ヴィスタ島が77.2%で最も高くなりました。就業率もサル島75.4%、ボア・ヴィスタ島73.9%が最も高く、プライア58.3%、サン・ヴィセンテ島57.5%が続きました。失業率はサン・ドミンゴス16.3%、サンタ・クルス13.3%、サン・ロウレンソ・ドス・オルガンス12.2%が最も高くなりました。最も低かったのはリベイラ・グランデ3.2%、サル島4.1%、ボア・ヴィスタ島4.2%でした。都市部の失業率は7.7%、農村部は9.4%でした。教育水準にも地域差があります。報告された高等教育修了者の割合は都市部73.9%、農村部52.8%で、農村部では初等教育が25.3%を占めました。 サービス業は139,071人、記録された仕事の69.9%を雇用しました。第2次産業は44,751人、第1次産業は15,092人でした。観光業では2025年に宿泊客1,248,052人、延べ宿泊数6,120,204泊を記録しました。宿泊客の95.5%は非居住者でした。到着者の57.7%がサル島、24.4%がボア・ヴィスタ島、8.1%がサンティアゴ島、4.4%がサン・ヴィセンテ島に向かいました。カーボベルデには2024年に活動中の企業が約18,600社あり、従業員数は94,470人で、雇用は4.8%増加しました。この集中は機会を生む一方、多くの地域を渡航手段と観光需要に依存させています。 雇用・職業訓練機関(IEFP)は、積極的労働市場措置、初期・継続訓練、起業支援、職業実習、職業紹介を提供します。求職者はPEPEオンラインサービスを利用するか、雇用・職業訓練センター(Centro de Emprego e Formação Profissional (CEFP))を訪問できます。IEFPへの登録は18歳以上が条件です。CEFPはボア・ヴィスタ島、フォゴ島、サル島、サンティアゴ島、サント・アンタン島、サン・ニコラウ島、サン・ヴィセンテ島などで運営されています。高等教育資格またはIEFP認定職業訓練を受けた18~35歳の人は職業実習を利用できます。就職を全国的に保証する制度はありません。一部の職種には政令49/2025号に基づく職業カードが必要です。 2025年時点の法定月額最低賃金は、民間部門で17,000 CVE、公的部門で19,000 CVEでした。決議4/2026は2027年から25,000 CVEとする目標を定めています。2023年に報告されたINPS加入者の平均月給は、全体で46,256 CVE、一般制度で50,763 CVE、公的部門で65,876 CVE、零細・小企業で21,263 CVE、自営業者で22,109 CVE、家事労働者で14,130 CVEでした。これらの平均値は保険加入者を対象としており、労働市場全体を示すものではありません。一般制度では女性の平均が44,421 CVE、男性が55,748 CVEでした。 労働法典は雇用の主要な枠組みを定めています。無期契約の従業員には年間22労働日の有給休暇があります。時間外労働は通常、1日2時間、年間160時間が上限です。書面による同意があれば年300時間まで認められることがあり、少なくとも35%の割増賃金が適用されます。雇用主は事業開始から15日以内にINPSへ登録し、被保険労働者は30日以内に登録しなければなりません。労働総局と労働監督機関が法令遵守を監督します。 移住は労働市場の両面に影響します。送金額は2024年に国内総生産の12.3%を占め、純移民数は2025年にマイナス1,284人でした。外国人労働者には適法な在留資格が必要で、雇用主は適用される移住ガイダンスに従い、雇用契約を労働総局の承認に付さなければなりません。外国人労働者も契約、期限内の賃金、有給休暇、INPS加入の権利を持ちます。2026年の労働移住・倫理的採用指針はこの分野を調整します。外国生まれの人の59.4%が、就労を主な移住理由として挙げました。 2025年の実質国内総生産は6.3%成長し、サービス業が成長に大きく寄与しました。観光業が引き続き主要な原動力ですが、島間の航空・海上交通が高額または不安定なため、経済の多角化と雇用の分散が制約されています。観光の地域分散、漁業・農業のバリューチェーン強化、デジタル職業紹介、資格と仕事の連携改善が、労働市場の主要課題です。
カーボベルデの労働市場
カーボベルデには、島々に正式・インフォーマル双方の労働市場があります。記録された仕事の大半はサービス業で、観光業はサル島とボア・ヴィスタ島に集中しています。若者、女性、資格、賃金、移住が就労機会に影響します。2025年の年間失業率は6.2%でしたが、労働力の未活用率は23.3%にとどまりました。
ヒント
カーボベルデの労働市場を全国一律の機会としてではなく、島ごとの選択肢として捉えてください。地域、産業、資格、法的地位に合うルートを、PEPE、CEFP、IEFPのサービス、正式雇用、適格な職業実習から選びます。書面の賃金と保護を適用最低賃金と照合し、求人を当てにする前にINPS加入を確認してください。

