カンボジアでは、大学、研究所、カレッジを通じて正規の高等教育を提供しています。2022年には132の高等教育機関に175,962人が在籍していました。公立48校の在籍者は62,991人、私立84校は112,971人でした。一部の機関には分校や国外キャンパスもあるため、具体的なキャンパスによって課程、費用、利用できるサービスが異なる場合があります。 教育・青年・スポーツ省と高等教育総局がこの分野を監督します。カンボジア認定委員会は、外部品質保証と認定を担う国の機関です。学位を授与する機関は認定要件を満たす必要があります。入学前に、機関と個別課程の両方の認定状況を確認してください。特に、資格を後の就職や進学に使う予定がある場合は重要です。 一般的な入学手続きは、12年生修了、カンボジアの後期中等教育修了資格であるバカロレア取得、または同等資格の取得から始まります。出願後、機関が定める入学試験、選考、定員枠に基づく手続きを受けることがあります。中等教育を修了しても、特定課程への入学や次の資格段階への進学が自動的に認められるわけではありません。成績、履修科目、語学力、機関ごとの基準が選考に影響します。一般的な提出書類には、認証済みバカロレア証明書または卒業証書、身分証明書または出生証明書、写真、機関指定の願書があります。カンボジア国外からの出願者には、パスポートや語学力・選考に関する証明が必要となることもあります。 カンボジア資格枠組み(CQF)は複数の学術資格段階を示しています。準学士号は通常、レベル5の2年課程で、60単位以上です。学士号は通常、レベル6で120単位以上、期間は一般に4年ですが、分野によっては5~6年です。修士号はレベル7で45単位以上、通常2~3年です。博士号はレベル8で54単位以上、全日制で少なくとも3年を要します。1単位は、講義15時間、実験・実習30時間、または実地研修・インターンシップ45時間に相当します。実際の期間や単位の移行は課程と機関によって異なります。職業技術教育訓練(TVET)の高等ディプロマは別個のレベル5資格であり、学術系の高等教育資格と自動的に同等になるわけではありません。 高等教育の授業料に全国共通の基準はありません。総費用には、授業料、出願・登録料、教材費、交通費、住居費が含まれることがあります。奨学金により、公費負担または授業料不要の枠を得られる場合があります。ほかの支援は、機関、提携先、特定の専攻から提供されることもあります。資格要件と締切は各募集要項によって異なります。例えば、王立プノンペン大学は2026~2027年度の教育学部の学士課程を、年間2,050,000 KHRと公表しています。公表されたこの例の募集期間は2026年8月17日から9月30日までで、一般知識試験は10月19~20日、授業開始は11月26日でした。これらの日付と費用は当該課程の例であり、全国共通の予定や授業料水準を示すものではありません。 在学中は授業に出席し、評価課題を修了し、インターンシップや実地研修に参加することがあります。授業言語は機関や専攻に応じてクメール語、英語、またはその両方です。単位の取得や移行は機関間の移動を支える場合がありますが、どの単位を認めるかは受入先の課程が決めます。王立プノンペン大学には1+3や2+2の履修形態の例があります。学生は通常、授業料の期限、試験規則、学術的誠実性の要件、その他の学則に従う必要があります。公表された課程、入学、費用、認定情報は機関を比較する材料になります。卒業資格と成績記録は課程要件を満たした後に得られます。苦情、休学、復学の手続きは各機関の規則によります。 卒業後は就職するか、進学を申請できます。上位資格への進学は自動ではなく、受入機関がそれまでの資格と成績を審査します。免許が必要な職業や規制対象の職種では、学位以外の要件が課される場合があります。カンボジアの高等教育分野では、所得、地域、性別に関係する進学機会の差や、一部課程と労働市場のニーズの不一致が続いています。高等教育の粗就学率は2019年に約14.7%でした。学生数は2015年の約183,000人から2022年には175,962人に減少しました。多くの機関は教育を中心としており、研究や技術移転の能力には限りがあります。2025~2030年の高等教育改善プロジェクトは、特にSTEM、農業、労働市場志向の専攻を対象に、9つの公立機関で質、関連性、公平性、統治を改善することを目指しています。
カンボジアでの高等教育
カンボジアの高等教育は、大学、研究所、カレッジなどで行われ、認定された学術資格または高等資格につながります。通常は12年生修了またはバカロレア取得後に始まりますが、選抜、授業言語、専攻の要件は機関や課程ごとに異なります。公立と私立では、課程、費用、認定状況、学習条件が異なるため、入学手続きの前に確認が必要です。
ヒント
カンボジアで高等教育を選ぶときは、学位名だけではなく、提供機関と課程を比較してください。授業料を支払う前に、認定、入学条件、授業言語、総費用、期間、希望する就職や進学での有用性を確認してください。中等教育を修了したこと、広告の授業料が低いこと、他機関で取得した単位があることだけで、入学、単位移行、職業上の認定が保証されるわけではありません。

