主な法的枠組みは1995年雇用法と1991年雇用条件規則で、マヘ島、プララン島、ラ・ディーグ島を含むセーシェル全域に適用されます。雇用・社会問題省は、雇用サービス部門と各地の雇用事務所を通じて雇用サービスを提供します。労働監視・コンプライアンス部門は検査と苦情を扱い、労使関係部門は職場での調停を支援します。調停後も解決しない案件は雇用審判所が判断できます。移民・市民登録局は移民関連の許可、セーシェル歳入委員会(SRC)は所得税事務、セーシェル年金基金(SPF)は年金拠出を担当します。 求職者は雇用サービスまたは民間職業紹介事業者に登録するか、企業へ直接応募できます。一般的に必要な書類は、履歴書、身分証明書、学校または職業訓練の修了証、推薦状、警察身元証明書、該当する場合は運転免許証です。求人は雇用局、民間事業者、新聞、テレビ、地区サービス提供機関などを通じて掲載されます。雇用サービスの情報は15歳から62歳までの求職者を対象とします。就労できる最低年齢は15歳ですが、18歳未満の人にはホテル、ゲストハウス、レストラン、店舗、バー、ナイトクラブ、娯楽施設、船舶、航空機などの職場で制限があります。 セーシェル国籍でない労働者は、有給・無給、フルタイム・パートタイムを問わず、就労には通常GOPが必要です。申請手続きは雇用主が主導します。雇用局が承認証明書を発行した後、予定する就労開始日の少なくとも1週間前に移民・市民登録局へ申請します。GOPが発給される前にセーシェルへ入国したり、就労を始めたりしてはなりません。審査料は1,000 SCRで、その後は月ごと、または月の一部ごとに500 SCRです。就労できるのは承認された企業と職務に限られます。雇用局は通常、必要書類のそろった申請を3~9営業日以内に判断し、雇用主は7営業日以内に不服申立てができます。通常の手続きには有期契約、省庁による証明、現地労働者の確保可能性の評価、該当する場合は現地人材化または後継者育成計画が含まれます。 雇用関係では書面契約を作成し、労働者にも写しを渡す必要があります。契約内容は実際の仕事と一致させてください。仕事の期間が実際に限定されている場合は有期契約が適しています。試用期間は最長6か月で、それを超える場合は権限ある担当官の承認が必要です。契約の変更には労働者の同意が必要です。労働者には、職務の遂行、時間厳守、職場規律の遵守、遅刻や欠勤の報告が求められます。 2025年4月1日から、国の最低賃金は継続雇用労働者の場合、時給40.95 SCRで、週35時間勤務なら月額6,210.75 SCRに相当します。臨時労働の時給は47.19 SCRです。通常、SRCは雇用主による源泉徴収で所得税を徴収します。雇用主は事業活動申告書を通じ、毎月税額を報告・納付します。給与明細には税控除額が記載されるため、労働者は確認して保管してください。 法定労働時間の上限は、労働者が週60時間、警備員が週72時間です。この上限は、契約上の通常労働時間とは異なります。時間外勤務と祝日勤務の賃金は、雇用規則と該当する福利厚生ガイドに従います。年次有給休暇は通常、12か月ごとに21日で、土曜、日曜、祝日は含みません。病気休暇は通常12か月ごとに有給21日、忌引・特別休暇は通常12か月ごとに有給4日です。産休は有給16週間で、少なくとも12週間は出産後に取得します。休暇を13か月目給与の業績評価基準に使うことはできません。 13か月目給与の規則は変更されています。2023年から2025年までは支給額の50%が義務付けられ、残りの50%は業績評価に連動し、12月31日まで、遅くとも1月31日までの支払いが定められていました。内閣は2025年から対象労働者への全額支給を義務化することを承認し、2026年1月の支給と業績に基づく減額の撤廃が定められました。ただし、入手可能な公式資料には制定済みの規則を統合した最新版がまだないため、個別の労働者については雇用局に現行の扱いを確認してください。従来の対象外にはセーシェル国籍でない労働者、臨時労働者、技能開発プログラムの参加者が含まれていました。 SPFへの拠出は通常、労働者が月額総賃金の5%、雇用主も5%です。雇用主は翌月21日までに拠出金を納付します。通常の年金受給開始年齢は65歳です。60~64歳で早期年金を受け取るには、一般に就労を終えている必要があります。受給資格は通常、退職直前に連続して10年間拠出しているか、1979年以降の拠出期間が合計20年以上あることですが、適用規則に従います。月額年金の条件を満たさない場合、一時金を受け取れることがあります。 労働者は通常、契約上の予告期間に従って退職します。該当する期間が契約に定められていない場合は、1か月前に通知します。予告に代わる金銭の支払いが認められることもあります。雇用主が契約または法律に重大な違反をした場合や、労働者が解雇された場合は、労働者が即時に契約を終了できることがありますが、理由を書面で示してください。雇用主は適法な根拠がある場合に限り雇用を終了できます。重大な懲戒違反は予告なしの解雇を正当化する場合があります。有期契約の終了または退職時には、通常少なくとも1か月前に通知するか、1か月分の賃金を代わりに支払います。権限ある担当官の許可がない限り、病気休暇中、妊娠中、産休中に予告期間を進めることは通常できません。人員整理は雇用局の手続きと承認に従います。連続勤務が5年以上の労働者は、適切な退職または定年退職の後に補償を受けられる場合があります。雇用終了時には在職証明書を請求できます。 職場の苦情は通常、まず職場内で申し立てます。未解決の場合は、雇用局の労使関係部門が調停できます。調停が不成立となった場合、労働者は証明書を受け取り、30日以内に雇用審判所へ申立てできます。申立手数料は200 SCRです。審判所は給付、補償、費用、罰金などを命じることができます。労働者は本人で出廷するか、弁護士を利用するか、必要に応じて審判長の承認の下、労働組合の代表を依頼できます。 1989年労働安全衛生令は職場の安全に適用されます。労働監視官は共同検査を含め、職場の立入検査、苦情や事故の調査を行えます。労働災害は48時間以内に報告し、死亡事故は直ちに報告しなければなりません。雇用に関する支援は、雇用相談窓口2804041および2823400で受けられます。
セーシェルでの雇用
セーシェルでの雇用とは、国の雇用制度の下で、有給の仕事を探し、始め、行い、終了することです。雇用局は職業紹介、労働監視、労使関係を担当し、契約、賃金、休暇、許可、年金拠出にはそれぞれ規則があります。従業員は通常、書面による雇用条件、給与明細、休暇と拠出の記録を受け取ります。セーシェル国籍でない労働者は、就労開始前に有給職業許可(GOP)も必要です。通常雇用、有期雇用、余剰人員整理、紛争、労働災害では、権利や手続きが異なります。
ヒント
セーシェルでの雇用は、仕事を始める合意だけでなく、書類と期限を伴う手続きとして扱ってください。契約、労働者の区分、賃金、休暇、税、年金、雇用終了の条件を確認してから収入を見込んでください。セーシェル国籍でない場合は、渡航または就労開始前に雇用主がGOP手続きを完了する必要があります。

