コートジボワールの犯罪傾向は地域によってかなり異なります。アビジャンでは、特に日没後、路上強盗、武装した侵入強盗、窃盗、暴力犯罪の危険があります。北部のサヴァヌ地方とザンザン地方、マリ・ブルキナファソに近い地域、コモエ国立公園の一部では、武装集団による襲撃や誘拐のリスクがあります。リベリアとの国境地域、特にカヴァリ、サン=ペドロ、トンクピでは、紛争や武装暴力に伴うリスクもあります。それ以外の地域も自動的に安全とは限りません。リスクは地域、道路、現地の状況によって変わります。 一般的な犯罪には、スリ、ひったくり、侵入窃盗、暴行、武装強盗、自動車窃盗、カージャック、住居侵入があります。人里離れた道路や支線では、武装強盗が車を止めることがあります。ギニア湾では、海賊行為、武装強盗、誘拐の危険もあります。性暴力、ドメスティック・バイオレンス、人身取引、子どもの搾取には、それぞれ適切な保護・通報対応が必要です。 治安状況が不確かなときは、日没後の徒歩や予定外の公共交通機関を避けてください。事前に手配したタクシーや、利用可能であれば信頼できる配車アプリを使いましょう。鍵が機能し、出入りが管理され、その他の防犯対策がある宿泊先を選んでください。貴重品や高価な宝飾品を人目につかないようにし、多額の現金を持ち歩かず、支払い時はカードから目を離さず、ドアと窓を施錠してください。強盗に脅された場合は抵抗しないでください。公的な検問と非公式の検問を見分け、最新の地域警報を確認しましょう。 緊急時は安全な場所に移動し、国家警察(Police nationale)または国家憲兵隊(Gendarmerie nationale)に連絡してください。英国外務・英連邦・開発省が案内する警察緊急番号は110、111、170ですが、頼る前に現地で利用可能か確認してください。救急車は185、消防は180と案内されています。苦情の届出後は、報告書または書面の記録を求めてください。スクリーンショット、取引記録、書類の写しなどの証拠は改変せずに保存しましょう。暴力を受けた場合、安全が確保でき次第、医療記録も取得してください。 国家警察と国家憲兵隊が主な正式な通報窓口です。治安・市民保護省、法務・人権省、地方当局、県庁も関与することがあります。サイバー犯罪については、サイバー犯罪対策プラットフォーム(Plateforme de Lutte contre la Cybercriminalité、PLCC)が対面での被害申告を受け付け、被害者を支援し、捜査と啓発を行っています。国家情報システム安全庁(Agence Nationale de la Sécurité des Systèmes d’Information、ANSSI)はサイバーセキュリティ情報を発信しています。フィッシング、偽プロフィール、アカウント・決済詐欺、個人情報の盗用、オンライン恐喝、モバイルマネー詐欺が起きたら、対象アカウントやサービスの安全を確保したうえで速やかに通報してください。 被害者支援は分散しており、全国一律の窓口があるわけではありません。ジェンダーに基づく暴力については、ジェンダーに基づく暴力対策国家プログラム(Programme national de lutte contre les violences basées sur le genre、PNLVBG)と無料の1308ホットラインが、被害者や目撃者に案内と支援を提供します。社会福祉サービス(services sociaux)、社会センター(centres sociaux)、非政府組織による医療、心理社会的、社会的支援は地域やプログラムによって異なります。事前に守秘、通訳、費用、保護措置、待ち時間を確認してください。支援を受けることと正式な被害届を出すことは、関連はありますが別々の手続きです。 子どもや青少年は、被害者、目撃者、または犯罪の疑いを受けた人として保護が必要になることがあります。暴力、搾取、路上生活状態にある子ども、法に抵触した子どもには、年齢に配慮した対応が必要です。犯罪を疑われている未成年者に自分で対峙しないでください。信頼できる大人、国家警察または国家憲兵隊、地域の社会福祉機関や社会センターに関与してもらいましょう。2~14歳の子どもの約80%が暴力的な懲戒を経験すること、学生の4分の1が性的嫌がらせを経験することを示す報告は、保護状況を示す指標であり、登録犯罪の発生率ではありません。 全地域を完全に比較できる、調和の取れた最新の全国犯罪発生率はありません。距離、言語、費用、書類、信頼、人員、治安状況によって、警察へのアクセスも異なります。そのため、担当機関、届出の可否、予想待ち時間は事件が起きた場所で確認してください。刑事罰、消費者への返金、災害対応は別の制度ですが、犯罪後に関係することがあります。
コートジボワールの犯罪
コートジボワールの犯罪リスクは、地域、時間帯、交通手段、国境までの距離によって大きく異なります。主なリスクには、スリ、ひったくり、侵入窃盗、暴行、武装強盗、カージャック、住居侵入、詐欺があります。アビジャンでは夜間に暴力犯罪のリスクが高まり、北部の国境地域ではテロや誘拐の危険があります。
ヒント
コートジボワールでは、全国一律の安全評価ではなく、場所と時間に応じて犯罪リスクを考えてください。地域、道路、現地の治安に合わせて交通手段、宿泊先、夜間の予定を調整し、特に夜のアビジャンと北部・リベリア国境付近では注意を強めましょう。事件が起きたら、まず安全を確保し、証拠を保存して、事案に合った通報先や支援窓口を利用してください。

