農業・食料安全保障・栄養省(MAFSN)内の畜産局(DLS)と地区獣医サービスが、レソトでペットに関する主な公的窓口です。相談、診察、診断、治療、臨床検査サービス、疾病管理を行っています。レソト獣医評議会(LVC)は、獣医職業に関する機関としてDLSとともに記載されています。動物の識別情報、予防接種、治療、狂犬病の状況を記録した健康記録を保管してください。 狂犬病は、咬傷や唾液を通じて広がる致死性のウイルス疾患です。レソトでは常在しており、主な保有動物は犬です。MAFSNは家畜への定期予防接種を実施し、10地区すべてで監視を伴う犬の予防接種キャンペーンを計画しています。キャンペーンでは犬や猫が対象になることがあります。2018年から2023年にかけて犬の狂犬病例が230件報告され、2023年1月から8月には犬に咬まれた事例が601件報告され、そのうち598件で曝露後予防が実施されました。咬まれた場合や感染が疑われる場合は、速やかに獣医師の診察を受けてください。 公表されている臨床サービスの料金は、診察がM150、小動物の治療が薬代別でM200、駆虫がM30です。利用可能なサービス、薬の入手状況、キャンペーン料金は地区やキャンペーンによって異なることがあります。現在の金額は、地域の獣医事務所または診療所に確認してください。問い合わせ先として公表されているMAFSNの電話番号は+266 22316410です。 レソトには、ブリーダー、ペットショップ、保護施設、譲渡に関する根拠が確認できる全国的な案内一覧はなく、中央の譲渡・引き取りポータルも設けられていません。動物を迎える際は、非公式な売買だけを頼りにせず、獣医師の診察、予防接種記録、明確な所有者情報を確認してください。飼い続けられなくなった場合は、まずDLSまたは地区獣医に連絡し、個別に譲渡する場合は健康情報をすべて伝えてください。動物を捨ててはいけません。野良動物への対応、預かり、苦痛を伴わない安楽死を利用する前に、地域で対応可能か確認してください。 ペットを国境の外へ移動する場合は、生きた動物の輸入・輸出手続きを利用します。申請には、記入済みの申請書、臨床検査報告、予防接種歴、登録施設、第三国を経由する場合の通過許可証または移動許可証が必要になることがあります。公表されているペットの手数料はM200で、標準処理期間は3~5日です。目的地の国や経由する各国が追加条件を課すことがあるため、それぞれの要件を別途確認してください。2025年の動物生産・保健・福祉法案は草案として公表されたもので、現行法として扱ってはいけません。ペット登録、リードや管理の義務、野良動物の捕獲、遺棄、不妊去勢、咬傷の責任、安楽死を包括的に定めた現行の全国規則は、入手できた公的資料では確認されていません。南アフリカや近隣国の規則をレソトに当てはめないでください。
レソトのペット
レソトのペット飼育は、全国的なペット登録制度や譲渡ポータルではなく、主に地区の獣医サービスによって支えられています。犬や猫に対する主な正式な予防策は、獣医療、健康記録、狂犬病予防接種です。国境を越えて移動する場合は生きた動物の別個の手続きが必要で、飼えなくなった動物の譲渡先探しは通常、地区の獣医関係者への相談や個別の取り決めに頼ります。
ヒント
レソトでペットを飼う際は、中央の登録・譲渡制度に頼るのではなく、事前の準備と記録管理を重視しましょう。獣医療と狂犬病の記録を最新に保ち、地域のサービスや費用を確認し、国境を越える移動や譲渡は早めに計画してください。動物を捨てたり、近隣国の規則がレソトにも適用されると考えたりしないでください。

