教育研究省(MEC)は、国の方針、基準、カリキュラム、年間学校計画を定めます。学校と自治体・地区の教育部門は日々の運営を担います。raionは地区レベルの地方行政単位です。議会は2026年9月3日の第二読会で教育再始動改革「Restart în educație」を採択しました。改革には、学校網、校長、質、インフラ、交通、インクルージョンを担当する地域教育機関の設置計画が含まれます。権限移管とこれらの機関の実際の開始時期は、引き続き確認が必要です。 幼児教育には、3歳未満を対象とするantepreșcolarと、3歳からのpreșcolarがあります。初等教育は1~4年生、ギムナジウムは5~9年生、リセウは10~12年生です。モルドバには、学校・幼稚園複合施設、初等学校、ギムナジウム、リセウ、特別・居住型施設、一部の夜間課程もあります。2024/25年度には、初等・普通中等教育機関が1,185校あり、内訳は初等学校88校、ギムナジウム752校、リセウ337校、特別学校6校、夜間学校2校でした。約97.9%が公立で、約335,100人の児童・生徒が在籍しました。施設のうち872校は農村部、313校は都市部にありました。 就学は7歳以降に義務となり、9年生までの普通教育が義務教育です。第1学年への入学は、通常、学年開始時点で7歳になる子どもが対象です。7歳未満でも、保護者または後見人が申請し、精神身体的成熟が確認されれば入学できる場合があります。通常、入学は居住地に対応する学区に基づきます。2026/27年度の第1次募集は、学年開始までに7歳になる子どもを対象に2026年4月1日から5月18日まで行われました。第2次募集は5月19日から6月10日までで、残席、2026年9月1日から12月31日に7歳になる子ども、他学区からの申請を対象としていました。募集日程や必要書類は年度ごとに変わることがあるため、学校または地域の教育部門が現行手続きを確認します。 国費でまかなわれる公立教育には、幼児、初等、ギムナジウム、リセウの各教育段階が含まれます。私立機関は授業料や追加料金を独自に定めます。学校や地域によって、学用品、給食、交通、課外活動の費用も必要になる場合があります。2025年には初等教育に加えて5~9年生へ無料給食が拡大され、1~9年生を対象とする1回限りの就学開始支援金1,000MDLも報告されました。どちらの措置も、利用する前に現行の資格要件と予算を確認してください。 ルーマニア語は国語であり、主要な授業言語です。2024/25年度の授業言語の割合は、ルーマニア語が約80.9%、ロシア語が19.0%、英語が0.1%でした。ブルガリア語、ガガウズ語、ウクライナ語の科目やクラスは、提供する地域または教育機関で利用できます。したがって言語提供は学校と地域の需要によって決まり、言語学習自体は別テーマです。 国のカリキュラムと年間枠組み計画が、公立・私立学校の必修科目と構成を定めます。初等教育の児童は全国テスト、ギムナジウムの生徒は全国卒業試験、リセウの生徒は全国バカロレア試験を受けます。リセウには理系、人文系、芸術、スポーツの課程がある場合があります。2026年のバカロレア試験期間は、2026年6月2日から19日までと予定されていました。試験日程や規則は年度ごとに異なります。 通常の学校ではインクルーシブ教育を正式に利用できます。学校の委員会とリソースセンターは、個別教育計画や調整を準備できます。地域の心理教育支援サービスがニーズを評価し、支援を推奨します。特別学校も選択肢です。2024/25年度には、特別な教育的ニーズまたは障害のある児童・生徒約10,600人が通常学校に通い、約500人が6校の特別学校に通っていました。重度障害に対応するインクルージョン・ユニットと移動支援チームは拡大中でしたが、利用できる支援は地域の対応能力によって異なります。 子どもには、平等なアクセス、差別のない安全な学習環境、特別な教育的ニーズへの支援を受ける権利があります。学校規則は行動や参加を定め、保護者・後見人は出席と教育に関する責任を果たします。交通、教科書、社会扶助、放課後の支援は、地域またはプログラムによって異なります。難民の子どもや帰国した子どもは、簡素化された入学・書類手続き、就学先の支援、ルーマニア語支援、カリキュラムの橋渡し、心理教育支援を利用できる場合があります。外国のオンライン教育がモルドバでの就学義務を代替すると決めつけないでください。 4年生の後は5年生へ進みます。9年生の後は修了証を受け取り、リセウへ進むか、関連する職業教育課程を選ぶことができます。リセウ修了とバカロレアにより、その後の職業教育または高等教育への道が開かれます。適切な進路は、生徒の成績、目標、利用可能な定員、その年度の入学規則によって異なります。
モルドバにおける学校教育
モルドバの学校教育は、幼児教育から初等教育、ギムナジウム、リセウまで続きます。1~9年生の普通教育は義務教育で、通常は7歳で第1学年を始めます。公立学校では授業料なしで基礎教育を受けられますが、給食、学用品、交通、活動にかかる費用は地域や学校によって異なります。
ヒント
モルドバの学校選びでは、適合性と受け入れ能力を確認してください。居住地による就学先、授業言語、支援体制、毎日の通学、世帯が負担する総費用を決める前に確認しましょう。公立学校なら通常、授業料を抑えられます。私立学校では、料金と追加費用を別途確認する必要があります。配慮や言語支援が必要な子どもには、一般的な説明だけに頼らず、学校と担当する地域機関から具体的な支援計画を得てください。

