農村部・都市周辺部の世帯の約80%が農業に関わっています。2023年のモザンビークには約450万の農牧経営体があり、その98.3%は小規模経営でした。農業の大部分は降雨に依存しています。北部ではキャッサバ、中央部と南部ではトウモロコシ、中央地域では米が特に重要で、沿岸部や湖の近くでは魚やその他の魚介類が重要です。正式な農業、漁業、水産養殖、加工、市場、飲食店と、家庭・地域での食料生産が併存しています。小規模漁業は、約5世帯に1世帯に収入または食料を提供しています。2026年の漁業目標は549,533トンで、小規模漁業から512,964トン、水産養殖から10,644トンが見込まれています。 よく食べられる食品には、トウモロコシ、米、キャッサバ、モロコシ、ピーナッツ、ゴマ、ササゲ、豆、サトウキビ、カボチャ、サツマイモ、モリンガ、卵、葉物野菜があります。ximaまたはupshwaは、トウモロコシ粉またはキャッサバ粉で作る固いお粥で、魚、肉、野菜と一緒に出されることがよくあります。matapaはキャッサバの葉、ピーナッツ、ココナッツを合わせ、カニやエビを加えることもあります。mucapataは米、ココナッツ、feijão olocoを使い、ザンベジア州と結びついています。そのほか、frango à zambeziana、xiguinha、badjias、maheuも知られています。沿岸の料理ではココナッツ、ピーナッツ、ピリピリ、エビ、ロブスター、カニ、イカがよく使われます。chamboはマラウイ湖周辺の内水域と結びついた魚です。マプトや州都には国内外の料理を出すレストランやバーがありますが、家族・地域で食事を分かち合うことも一般的なもてなしです。 食料へのアクセスは収穫、市場とのつながり、家庭での生産、収入、突発的な危機によって変わります。干ばつ、洪水、サイクロン、紛争により地域的な不足が生じる場合があります。2026年の洪水緊急事態では約70万人が被害を受け、WFPは約270万人が食料不安に直面していると報告しました。利用可能な情報では、全国民を対象とする普遍的な食料給付制度は確認されていません。WFPの食料・現金支援は対象者を絞ったもので、危機の状況と資金に左右されます。そのため価格は地域や季節で大きく異なります。2026年6月には南部のトウモロコシ価格が前月比14%下落しましたが、チョクウェでは前年より20%、過去5年平均より35%高い水準でした。マプトでは前年より13%低かった一方、過去5年平均より25%高い水準でした。2026年3月の南部の米価は、過去5年平均より約40%高くなっていました。 Segurança Alimentar e Nutricional(通常SANと略されます)は、十分で安全かつ栄養のある食料への安定したアクセスを指します。SETSANがこの分野の監視と調整を担い、保健省が健康・栄養面を担当します。PESAN 2024–2030は、食事をより手頃、安全、多様にすることを目指しています。現在の人口指標では、5歳未満児の37%に慢性栄養不良、3.8%に急性栄養不良があり、女性の52%が貧血で、子どもの3%が過体重です。出生から6か月までは母乳のみ、その後6か月から24か月までは補完食を与えることが推奨されています。引用されたUNICEFのデータでは、6〜23か月児のうち最低限の食事多様性基準を満たしたのは14%でした。これらは人口全体の状況を示す数値であり、個人に対する医療助言に代わるものではありません。国の食品ベース食事指針は、2026年9月時点では策定中でした。 食品を扱う事業者、市場、施設には、衛生・安全要件が適用されます。Decree 15/2006は、生産、輸送、取引、検査、保管、調理の衛生条件を定めます。Decree 76/2009は水産食品を扱い、Diploma Ministerial 51/84は食品施設の衛生要件を定めています。関係する義務には、免許と検査、安全な保管・輸送、清潔な水と調理場所、食品取扱者の訓練、粗悪品・偽造品・規格外品からの保護が含まれます。レストラン、ホテル、学校も対象となる食品施設です。IGSAEはDecree 45/2026によって設立され、旧制度からの検査機能移管はDecree 17/2026で定められています。そのため、担当窓口と苦情申立先は地域で確認してください。魚の検査にはNational Institute for Fish Inspection, IPも関わります。 干ばつ・洪水に強い品種、灌漑、水の貯留、気候に配慮した農法や保全型農業、収穫後損失の削減によって、食料生産の強靱性を高められます。引用されたFAOの2022年推計によれば、農産物は収穫後に約30%失われます。漁業では、共同管理協議会、地域漁場、マングローブ・海草・サンゴの保護、より優れた低温保管などの対策があります。衛生を保てば、燻製、冷凍、天日干しで魚をより長く保存できます。AgriConnectは、トウモロコシ、米、豆、ティラピアのバリューチェーンを優先し、小規模農家の正式化と持続可能な灌漑を含みます。
モザンビークの食
モザンビークの食は、小規模農業、漁業、市場、家庭での生産、飲食店によって支えられています。トウモロコシ、キャッサバ、米、豆、ピーナッツ、魚介類、葉物野菜が地域ごとの食生活を形づくり、xima、matapa、mucapataなどの料理には地元の食材が使われます。食料の入手状況や価格は、季節、降雨、洪水、サイクロン、紛争、交通網、輸入によって変わります。食品安全規則は、生産、輸送、取引、調理、検査を対象とします。
ヒント
モザンビークの食を考える際は、料理の選択だけでなく、供給、安全、強靱性も検討してください。家庭では、入手しやすい食品と市場アクセスを組み合わせ、季節に応じた代替案を用意し、対象者や資金が限られる可能性のある支援だけを前提にしないでください。食品を販売・調理する場合は、免許、清潔な水、安全な保管・輸送、現在の検査担当窓口を営業の条件にしてください。

