国家統計局(Barbados Statistical Service)は、全国の15歳以上の民間人口を対象とする継続労働力標本調査(Continuous Labour Force Sample Survey)により労働市場を測定し、四半期ごとに結果を公表しています。統計には、教区別または市別の信頼できる最新内訳はありません。2025年の年間数値は、2021年人口センサス後の改定ウェイトに基づき、労働力率は63.3%、男性67.4%、女性59.5%でした。雇用構成は民間部門従業員80,000人、政府職員24,600人、自営業者21,400人、雇用主100人でした。自営業が直ちに非公式雇用を意味するわけではありません。確認した労働力調査は非公式雇用を別途数値化していません。 2025年の主な雇用部門には、卸売・小売業17,700人、宿泊・飲食サービス16,300人、行政・防衛14,100人、建設・鉱業・採石業11,200人が含まれました。その他の主要部門は製造業8,000人、管理・支援サービス7,600人、教育6,000人、運輸・倉庫業5,700人、金融・保険サービスと保健・社会福祉がそれぞれ5,500人でした。2025年第4四半期には、サービス・販売従事者が26,500人で最大の職業群となり、次いで単純作業従事者17,700人、専門職14,300人、管理職13,400人、事務補助職13,100人、技術者・準専門職12,400人、技能工・関連職11,900人でした。建設業は男性が大半を占め、宿泊・飲食サービスでは女性が多く、商業部門の男女構成はほぼ均等でした。 2025年の所得データは調査対象週の最終週を指し、総支給額か手取り額か、時給換算かを示していません。従業員39,700人の所得はBDS$200~499、54,600人はBDS$500~999、10,900人はBDS$1,000~1,300、8,800人はBDS$1,300超で、10,300人は所得を申告しませんでした。2026年1月21日から国の最低賃金は時給BDS$10.71、8時間でBDS$85.68、週40時間でBDS$428.40です。警備員の最低賃金は時給BDS$11.66です。時間外労働には通常賃金の1.5倍、祝日勤務には通常賃金の2倍が支払われます。 Ministry of Labour, Social Security and the Third Sectorは、Labour Departmentと公的雇用・職業相談サービス(Barbados Employment and Career Counselling Service)を運営しています。無料の公共求人登録制度(Barbados Job Register)は求職者と求人を結び、求人情報を掲載し、キャリア相談、履歴書と面接の支援、基本的な職場技能研修を提供します。登録には国民ID番号、連絡先、学歴と職歴、履歴書、写真が必要です。雇用主は求人を届け出て、応募書類を事前選考し、候補者の紹介を受けられますが、紹介は採用や雇用を保証しません。これらのサービスと並行して、民間紹介や直接採用も行われています。 資格は、技術・職業教育訓練評議会(TVET Council Barbados)や、職場で取得するNational/Caribbean Vocational Qualification(N/CVQ)認定などによって示せます。資格水準は、初級職のLevel 1から高度な職業または専門職のLevel 5まであります。職業訓練委員会(Barbados Vocational Training Board)は、数学、コミュニケーション、就業能力、起業、職場実習と、実技・理論学習を組み合わせます。バルバドス国民は無料で受講でき、週BDS$125の手当を受けます。他国民は受講料を支払いますが、金額は示されていません。認定訓練機関には職業訓練委員会と技術専門学校(Samuel Jackman Prescod Institute of Technology)があります。雇用訓練基金(Employment and Training Fund)は雇用主と訓練提供者を支援しますが、個人や学位課程には給付しません。Training Barbadosプログラム(Training Barbados)は最長12か月で、雇用主が少なくとも25%を負担します。資金は主にIT、太陽エネルギー、介護、農業など、需要や人材不足のある技能に向けられます。 雇用関係は雇用権法(Employment Rights Act 2012)により形作られます。雇用主は雇用条件と賃金を書面で知らせる必要があります。解雇、短時間勤務、特定の雇用終了には、追加の情報提供、協議、記録保存義務が適用されます。Labour Departmentは労働基準、労働安全、労使関係を担当します。申立ては通常、Chief Labour Officerと調停から始まり、その後Employment Rights Tribunalに進む場合があります。国民保険制度(National Insurance Scheme)は、適用条件に従い、疾病、出産、障害、老齢、遺族、労働災害を補償します。 バルバドス国民以外の労働者は、就業前に移民局(Immigration Department)へ登録し、資格に応じて許可証を取得しなければなりません。短期許可は最長11か月、長期許可は最長3年間有効です。長期申請では、適格で就労意思のある居住者またはバルバドス人労働者がいないことを雇用主が示す必要があります。申請料はBDS$300ですが、最終的な料金は区分と期間によります。CARICOM技能証明書(CARICOM Skills Certificate)は認定評議会(Barbados Accreditation Council)を通じて申請し、費用はBDS$100です。バルバドスによる発行には少なくとも7営業日を要し、他のCARICOM加盟国の審査には少なくとも10営業日かかる場合があります。2025年10月1日から、バルバドス、ベリーズ、ドミニカ、セントビンセント・グレナディーンの対象国民は、労働許可証やCSME技能証明書(CSME Skills Certificate)なしで拡大された自由移動の対象となりました。他の対象CARICOM区分には引き続き証明書規則が適用されます。 2025年の実質経済成長率は2.7%で、主に観光、その他の事業サービス、建設、農業が成長をけん引しました。失業率は第2四半期に6.1%、第3四半期に6.6%でした。同時に、2025年の失業給付申請はやや増加しました。小規模で開放的な観光依存型経済であるため、労働市場は外部の変化に影響されやすい状態が続いています。高齢化と退職が労働参加率を押し下げ、2025年第4四半期には3,500人が目に見える不完全就業状態でもありました。
バルバドスにおける労働市場
2025年のバルバドスの労働力人口は約135,100人でした。就業者は126,300人、失業率は6.5%でした。商業、観光、政府、建設は多くの雇用機会を占めています。
ヒント
バルバドスでの仕事探しでは、自分の経歴と個々の賃金、就労要件を照合してください。公共求人登録制度と雇用・職業相談サービスは求職を支援しますが、採用を保証しません。適した仕事が形式的要件で不成立にならないよう、不足する資格、在留資格、労働許可証を早めに確認しましょう。

