ナウルの政府、商業、テクノロジー、マスメディアでは英語が広く使われています。デイ・ナオエロ(ナウル語)は、母語であり地域コミュニティの言語として残っています。2025年ナオエロ語庁法(Naoero Language Authority Act 2025)は、辞書、文法・用法書、現地語文学、学校カリキュラムへの導入などを通じて、デイ・ナオエロの保護、振興、発展、使用を定めています。ナウル語委員会は教育省の下に置かれていますが、実際の導入と講座の提供は現在も整備中です。 5歳から18歳までは無償の義務教育を受けます。5歳の就学前教育、準備学年(Prep)、8年間の初等教育、4年間の中等教育の順です。教授言語は英語ですが、ナウル人教員は授業の説明にデイ・ナオエロを使えます。国のカリキュラムはYear 10までで、Year 11と12ではクイーンズランド教育修了資格(Queensland Certificate of Education、QCE)につながる場合があります。2025年の学校暦は10週間ずつの4学期でした。保護者には毎日の出席を確保する義務があり、2024年教育法の公式要約には、初回違反の罰金50ドル、同一案件での再違反250ドル、就学時間規則に違反した雇用主への罰金1,000ドルが記載されています。 卒業後の生徒や成人は、職業訓練・専門能力開発局、ナウルTVETセンター、Pacific TAFEを通じ、言語学習と職業教育を組み合わせた経路を利用できます。識字・言語・計算能力(Literacy, Language and Numeracy、LLN)の支援には、診断評価、英語教材や試験への支援、LLN授業、授業外の支援が含まれることがあります。英語の読み書きと文章作成力は、技術・職業課程の修了に影響し得ます。 南太平洋大学(University of the South Pacific、USP)は、ナウルでの学習経路を含め、USPとPacific TAFEを通じた英語準備課程を提供します。予備英語はLLP14 Preliminary English AとLLP15 Preliminary English Bで構成され、通常は第1・第2学期に受講します。基礎英語はLLF14 Foundation English AとLLF15 Foundation English Bで、学士課程への進学準備を支えます。各課程は、聞く・話す・読む・書く力に加え、文法、語彙、日常英語、アカデミック英語を伸ばします。USPが公表する2026年の授業料はLLP14またはLLP15各1科目につき270豪ドルです。LLF課程の現行料金はUSPに確認してください。ナウルでの学習は対面、オンライン、ブレンド型となる場合があります。 QCEは国際的に認知され、クイーンズランド州カリキュラム・評価機関(Queensland Curriculum and Assessment Authority、QCAA)の認証を受けています。識字・計算能力の要件があり、2026年には学術的誠実性の要件もあります。USPはIELTS、TOEFL、PTE、ケンブリッジ英語検定、IBの成績、または一定の英語による学習実績も認めています。ナウルでは、独立した現地語資格、CEFR試験、専用の現地語試験機関は現時点で確認されていません。 現時点で、ナウル国内の外国語講座、試験、提供機関は確認されていません。USPはより広い地域ネットワークでフランス語や太平洋諸語を学ぶ機会を提供していますが、希望する学期にナウル校で実施されるか確認してください。ナウル専用のデジタル語学学習プラットフォームは特定されていません。オンラインまたはブレンド型のUSP課程が、確認できる最も明確なデジタル学習の選択肢です。
ナウルの言語学習(ナウルでは)
ナウルでの言語学習は、学校、政府、仕事、高等教育で使われる英語を中心に進みます。一方、デイ・ナオエロは母語として残り、公式な保全支援も整いつつあります。学校では英語が教授言語として定められ、教員は授業の説明にデイ・ナオエロを使うことがあります。成人はTVETやUSPの経路を通じて英語力を伸ばせますが、国内で実施される外国語講座や単独の語学試験は、現時点で確認されていません。
ヒント
ナウルで学校、仕事、政府、高等教育を目指すなら、まず英語を優先してください。地域の言語を維持したり文化保全に関わったりすることが主な目的ならデイ・ナオエロを選び、現在使える教材や授業を確認します。外国語学習は機関ごとの選択肢として扱い、時間や費用をかける前にナウル校での実施を確認してください。

