セーシェルには公立大学が1校あり、セーシェル大学は2009年9月から運営されています。大学以外の専門センター(PC)は10校で、以前は中等後教育機関と呼ばれていました。PCには、セーシェル経営・会計研究所、セーシェル技術研究所、海事訓練アカデミー、国立保健・社会研究所、セーシェル観光アカデミー、セーシェル芸術・デザイン研究所、セーシェル農業・園芸研究所、セーシェル教員教育研究所、セーシェル遠隔・公開学習研究所、The Guy Morel Instituteがあります。国立保健・社会研究所は保健省、セーシェル観光アカデミーは観光省と関係し、その他のPCの大半は教育人的資源開発省と関係しています。 学習分野には、経営、会計、金融、人事、マーケティング、行政、コンピューター、情報技術、ネットワークセキュリティ、法律、経済、観光、旅行、環境・海洋研究、食品安全、教育、教員養成、ソーシャルワーク、青少年・地域活動、平和・紛争研究、保健、海事、芸術、デザイン、農業、園芸があります。主な授業言語は英語です。セーシェル大学の公用語は英語、フランス語、Kreol Seselwaです。MASTRIなど一部の課程では3言語すべてを使います。語学支援や語学要件が高等教育課程に含まれることがありますが、独立した語学学習はこの高等教育の対象範囲外です。 セーシェル国家資格枠組み(SNQF)は10段階です。セーシェル資格庁は、公認された証明書、ディプロマ、学位を登録し、品質を保証します。ディプロマは通常SNQFレベル5、上級ディプロマはレベル6、学士号はレベル7、優等学士号はレベル8、大学院または修士資格はレベル9、博士号またはポストドクター資格はレベル10です。セーシェル大学では、証明書、ディプロマ、BSc、BA、BEdなどの学士課程、優等課程、PGCEなどの大学院証明書、MA、MSc、CEMBA、CEMPA、MASTRIなどの修士課程、経営学博士、経営リーダーシップ博士などの博士課程を提供しています。モーリシャス大学、モーリシャス工科大学、SEGi University Malaysia、Université de La Réunion、Aix-Marseille University、英連邦の課程など、海外機関と連携して実施されるプログラムもあります。 学士課程は一般に最低3年です。例として、経営学の3年制全日制BSc、4年制LLB、通常3年の優等課程があります。パートタイムでは期間が延びる場合があり、ソーシャルワークはパートタイムで最長6年かかることがあります。修士課程は通常2年です。CEMBAとCEMPAは通常、パートタイム、ブレンド型、自分のペースでの学習により最低2年、最長5年です。PGCEは約18か月、DBAとDBLは通常3年です。課程によって、全日制またはパートタイムで学び、教室での授業、オンラインまたはブレンド型学習、自習、インターンシップ、実習を組み合わせることがあります。 入学要件は課程によって異なります。学部入学では一般に17歳以上で、Aレベル2科目とOレベルまたはIGCSE3科目を修了し、英語と数学でGrade Cまたは同等の成績を取得していることが求められます。関連するディプロマまたは証明書と職務経験を、別の入学経路として認める場合もあります。一部課程では、既修得学習の認定や技術系の進路も利用できる場合があります。学士・修士課程への出願では、身分証明書またはパスポート、証明写真、認証済み証明書と成績証明書、履歴書、推薦状が通常必要です。セーシェル資格庁による確認を求められる場合があります。セーシェル大学の出願処理料は返金不可のSCR 300で、必要書類がすべてそろっても入学が保証されるわけではありません。進級には科目ごとの前提条件が適用される場合があります。 課程では科目、単位、承認済みカリキュラムを用います。学生は授業課題、プロジェクト、研究、論文、筆記試験に取り組む場合があります。セーシェル大学の学士課程規則では、授業の出席率80%以上が必要です。内部・外部試験官や評価の調整により、評価の質を保ちます。通常、卒業には指定科目と評価の修了、最低単位数の取得、大学への債務の完済が必要です。セーシェル大学の評価サービス部門は、成績証明書や卒業関連の評価サービスを扱います。 セーシェル大学が公表する2024~2025年度の授業料は変更される場合があります。年間授業料の目安は、ディプロマがSCR 60,000~SCR 85,000、学士課程がSCR 125,000~SCR 165,000、大学院または修士課程がSCR 85,000~SCR 100,000です。MASTRIは2026年の料金として年額SCR 150,000とされています。DBAとDBLは1年目SCR 72,000、2年目SCR 84,000、3年目SCR 74,000です。出願料と生活費は別途かかり、海外の授業料や生活費は進学先と課程によって異なります。 資金源には、キャリア・継続教育庁(CaFEA)が管理するセーシェル政府制度、国内銀行ローン、奨学金があります。奨学金は授業料、生活費給付、諸手当、教材費を負担する場合があります。現職者向け奨学金では、代わりに給与の一部が支給されることがあります。就業義務期間は通常最低2年、最長7年です。分割型の研修では、学習期間を追加できる場合がありますが、合計最長5年です。教育省は中国、Stipendium Hungaricum、Fulbright、Pan African、キューバ関連の奨学金、デジタル奨学金を含む二国間・国際的な機会も公表しています。 教育人的資源開発省は政策を定め、公立専門センターを監督し、奨学金の窓口を設けています。高等教育委員会は高等教育分野を規制・調整し、セーシェル資格庁とともに、民間・外国機関を含む機関の入学、料金、課程、資金調達について助言します。セーシェル資格庁はSNQF、認定・検証、資格登録、外国資格の認定を管理します。セーシェル大学は、評議会、上院、登録官、評価サービス、学生支援部門を通じて課程を運営します。卒業後の一般的な進路には、就職、さらなる高等教育、海外の大学院進学や奨学金があります。同等の外国資格を持つ留学生には、英語力の証明、入学許可、在籍確認書、学生許可証が通常必要です。
セーシェルの高等教育
セーシェルの高等教育は、公認された学術・職業課程を通じて提供される第三段階の教育です。セーシェル大学(UniSey)と、応用・職業教育を提供する非大学型の専門センター10校があります。公認資格には、セーシェル国家資格枠組みに基づく証明書、ディプロマ、学士、修士、博士の学位が含まれます。
ヒント
資格レベル、提供機関、期間、学習形態、入学要件、総費用を比べ、公認課程を選びましょう。課程が希望する仕事や進学に役立ち、出席、評価、資金の条件を満たせるか確認してください。入学、費用、奨学金の義務、必要書類を書面で記録してから決めましょう。

