軽犯罪と住宅侵入盗は、特にバンジュール、観光地、市場、ビーチ、フェリー乗り場、混雑した催しで実務上の大きな懸念です。よくある事案には、すり、バッグや携帯電話のひったくり、車内やホテル客室からの盗難があります。旅行情報は、「バムスター」と呼ばれることもある人々が、頼まれていない手助けやツアーを申し出たり、金銭を強く求めたりすることにも言及しています。こうした事例から全国の犯罪率を推測しないでください。全国を対象とした最新のガンビア警察犯罪統計は、無料でアクセスできる形では確認されていません。 ガンビア統計局と国連開発計画(UNDP)による2025年SDG16調査では、回答者の15.5%が心理的暴力、12.9%が身体的暴力、2.4%が性的暴力を経験したと報告しました。性的暴力の報告率は女性3.3%、男性1.4%でした。農村部の回答者では、身体的暴力が15.2%、心理的暴力が17.6%でした。身体的暴力の事例では25%、性的暴力では22%、心理的暴力では6%だけが通報されていました。同じ調査では、性的嫌がらせが11.8%、性的でない嫌がらせが10.7%でした。性的嫌がらせが最も多く報告された場はオンラインで、35.7%でした。これらは調査回答に基づく経験と認識であり、警察が記録した犯罪発生率ではありません。 調査では、暗くなってから近所を歩いても安全だと感じる人は53.2%でした。男性は65.9%、女性は42.2%でした。安全でないと感じる人のうち、66%は地域の犯罪率の高さ、34%は街灯不足を主な理由に挙げました。暗くなってから一人で歩くのを避け、孤立したビーチ、混雑した市場、照明の乏しい道に注意することで、危険への接触を減らせます。現金、パスポート、携帯電話、バッグは見えないようにし、車やホテルの部屋に鍵をかけ、ATMでは注意し、強盗に遭った際は抵抗しないでください。身分証またはパスポートのコピーを持ち、原本は安全に保管しましょう。頼んでいないガイドやツアーははっきり断り、圧力を受けて金銭を渡さないでください。 内務省傘下のガンビア警察は、人命・財産の保護、犯罪防止・捜査、容疑者逮捕、法執行を担います。警察署と治安検問所は全国にあります。コミュニティ警察フォーラム、ボランティア、地区組織、モデル警察署の取り組みが、地域の窓口を補います。エッソーのモデル警察署には、ジェンダー・子ども保護用のスペースと、別個の留置施設があります。農村部への到達範囲、人員、資源には地域差があります。 政府ポータルには、警察117、消防118、ジェンダーに基づく暴力ホットライン1313、観光サービス1030、救急車116、赤十字1199が掲載されています。緊急対応は24時間体制を想定していますが、地域の署の連絡先と実務能力は異なる場合があります。緊急サービスには正確な場所と事案の内容を伝えてください。警察への届け出に全国共通の書式、標準料金、全国一律の対応期限があることは確認されていません。差し迫った危険がなくなった後は最寄りの警察署に届け出て、身分証、日付、メッセージ、スクリーンショット、目撃者情報、医療記録を保存しましょう。ガンビアは英国式の999番を使っておらず、政府ポータルに掲載された最初の警察連絡先は117です。 ジェンダーまたは性暴力は、非公式な解決だけに頼らず、警察、医療、社会福祉省の正式な経路につなげてください。ジェンダー・子ども・社会福祉省、国家ジェンダー暴力事務局、病院のワンストップセンターは、一時宿泊、医療、法律扶助、カウンセリング、心理社会的支援につなぐ場合があります。法務省刑事訴追局には、優先訴追を担う性暴力ユニットがあります。対応能力、場所、利用可能性は異なるため、地域で確認してください。 ガンビア警察の児童福祉ユニットは1995年に設置されました。ハンドブックはすべての警察署に児童福祉機能を置くよう定めていますが、人員配置にはばらつきがあります。子どもの事案は、警察と社会福祉局が連携し、配慮と秘密保持の下で調査すべきです。すべての人には、児童虐待や子どもの権利侵害を警察または社会福祉局に通報する義務があります。同局は、危険にさらされた子ども、法律に抵触した子ども、家族を支援し、保護施設やケアを含む支援を行います。児童法に基づき、非行少年の身元と記録は秘密として扱われます。 国家法律扶助庁は、裁判所、警察署、刑務所で法律相談と刑事弁護を提供します。本部はバンジュールにあり、バッセとファラフェニにセンターがあります。他地域の対応範囲は不完全です。憲法は逮捕・拘束の理由を告げること、3時間以内に法律専門家へアクセスすること、最長72時間以内に裁判所へ出頭することを定めています。報告によると、72時間の上限は実務上しばしば超過されています。法律扶助の利用は資格とサービス能力に左右されます。 多くの紛争では地域当局が最も利用される解決経路で、地元の指導者、女性団体、青年団体、宗教関係者が、事態の悪化防止や紹介を助ける場合があります。低い水準の紛争には非公式な解決が適することもありますが、緊急性のある事案、暴力、性犯罪、子ども、サイバー犯罪を通報する代わりにはなりません。非公式な解決は報復や秘密保持のリスクを生むこともあります。重大な事案は正式な経路を必要とします。 デジタル犯罪については、国家サイバーセキュリティ戦略・政策2022–2026が国の枠組みを定めています。ガンビア警察と内務省が捜査・執行を担い、ガンビアのサイバーインシデント対応チーム(GM-CSIRT)は監視、脅威対応、訓練、啓発を行います。よくある被害には、望まない性的メッセージや通話、同意のない露骨な画像の共有、オンライン嫌がらせ、詐欺があります。プライバシー設定と多要素認証を使い、不審なリンクや送金要求を避け、アカウントをブロックする前に証拠を保存してください。2023年のサイバー犯罪法案は審議・検証されたものの、成立状況は確認されていません。一般公開された全国サイバー犯罪通報ポータルがあるとは想定しないでください。 2025年の調査では、公務員と接触した人の14.6%が賄賂を求められた経験を報告しました。汚職防止委員会は、汚職、権力の濫用、不正行為の苦情を受け付けます。オンブズマンは、公務員による不公正、行政不全、差別、汚職を扱います。要求された金額や利益、職員または署、日付、目撃者を記録し、賄賂要求を通常のサービス料金とみなさないでください。 あらゆる犯罪に適用される全国的な被害者補償制度や、単一の被害者支援経路があることは確認されていません。移動、電話、医療、身分証の再発行には自己負担が生じる場合があります。これらのサービスを頼る前に、現在の番号、対応時間、受給資格、地域の受け入れ能力を確認してください。
ガンビアの犯罪と安全
ガンビアの犯罪には、窃盗、侵入盗、暴力、嫌がらせ、ジェンダーに基づく暴力、児童虐待、汚職、デジタル上の被害があります。日常的な懸念には、混雑地や観光地、孤立した場所でのすり、バッグ・携帯電話のひったくり、車内・ホテル客室からの盗難、住宅侵入、暗くなってからの危険な状況が含まれます。予防、迅速な通報、警察・医療・法律・被害者支援サービスへのアクセスが、結果を左右します。
ヒント
差し迫った危険、性暴力・家庭内暴力、児童虐待、深刻なサイバー被害は正式な通報が必要な事案として扱い、緊急性や安全上の懸念がない軽度の紛争に限って地域調停を利用してください。暗くなってからや混雑地・孤立地での危険への接触を減らし、貴重品とアカウントを守り、削除やブロックの前に証拠を保存しましょう。地域による対応能力の差、自己負担の可能性、一般的な補償制度や全国サイバー通報経路が確認されていないことを踏まえてください。

