ガボンには正式な住宅制度がありますが、利用状況は都市部、州、農村部で大きく異なります。グラン・リーブルヴィル地域とエスチュエール州では実務上の需要が最も高くなっています。ポールジャンティ、フランスヴィルなどの州都では、地域の計画、利用可能な土地、インフラ網の整備状況への依存が大きくなります。農村部では一般に正式な権利証や公共サービスの整備が少ないため、都市部の賃貸・所有の慣行をそのまま当てはめることはできません。 2013年の人口・住宅センサスは46万8,351戸を記録し、そのうち43万1,550戸が居住中、3万6,801戸が空き家でした。一般世帯の86%が都市部に居住していたと報告されています。2026年の暫定的なセンサス作業では国土の97%を調査したと報告されましたが、集計結果の検証と正式発表は保留中であり、利用可能な調査では現在の詳細な居住率は確認されていません。 賃貸については、法律第15/88号が居住用・混合用途賃貸借の枠組みを定めています。書面の賃貸契約には、貸主と借主、賃料、諸費用、支払い条件、住宅の状態、メーター数値、各当事者の責任を記載します。署名済みの契約書、領収書、支払い証拠を保管してください。民間・非公式な賃貸は実務上広く行われていますが、全国に占める割合は確実に数値化されていません。敷金、予告期間、立ち退き、執行に関する全国共通基準は利用可能な調査では確認されていないため、契約、適用法、担当機関を確認せずに全国一律の金額や期限があると考えないでください。 住宅費には賃料、諸費用、公共料金、消費預り金、接続料、登記・建設費が含まれる場合があります。1993年の歴史的な公的枠組みでは、賃料が月額20万FCFA以下の場合は諸費用を最大8%、それを超える場合は最大12%とし、2年ごとの増額は最大5%と定めていました。現在の適用と市場慣行は、これらの数字に依拠する前に確認してください。契約には各費用の種類と金額を明記します。 購入・建設では、支払いまたは建設の前に土地の権利関係を確認してください。土地登記証書(titre foncier)は所有権またはその他の物権を示す正式な証拠です。不動産登記・抵当権保存所(Conservation de la Propriété Foncière et des Hypothèques)は物権を公示します。ANUTTC内の土地ワンストップ窓口(Guichet Unique de la Propriété Foncière)は、権利証の作成・発行に関する窓口です。権利証のない土地や単なる占有には、権利・紛争のリスクが高くなります。権利証に関する紛争は司法裁判官が管轄します。国有地の規則では、通常賃貸借は最長3年で、長期賃貸借(bail emphytéotique)とは区別されます。 国営不動産会社(Société Nationale Immobilière、SNI)は住宅分野の公的機関であり、ポータルを通じて賃貸・購入情報を提供しています。制度には、PAAP2による権利証付きインフラ整備済み宅地、ヴィラの直接購入または賃借購入(location-vente)、自力建設支援のBAACがあります。適格条件、申請書類、利用可能性、時期はプログラムによって異なり、参加が自動的に認められるわけではありません。2026年の国営住宅計画の発表は、ビケレ=ンゾンに3,100戸、今後7年間でさらに5,000戸、ラマンバレネ、マコク、フランスヴィルにそれぞれ50戸としています。発表だけでは、特定の住宅の完成や割当ては確認できません。 水道と電気の公共サービスはSEEGが提供します。借主は占有、本人確認、支払い能力の証明、または必要な場合は貸主の書面による証明を示して個別契約を申し込めます。条件を満たせば、貸主は借主の契約に異議を申し立てられない場合があります。SEEGは消費預り金を求める場合があり、契約終了後、未払い額を差し引いた残額は返還されます。社会料金は特定の使用量区分に限られ、水道は月15立方メートル以下、電気はS1が月120キロワット時以下、S2が月240キロワット時以下です。料金は規制され四半期ごとに改定されますが、接続やサービスの利用可能性は地域とインフラ網によって異なります。 退去時にはメーター数値を記録し、SEEGの未払いを精算し、契約者を確認して退去日を記録します。契約の解約または名義変更を申し込み、最終請求書を受け取り、正当な控除後の消費預り金の返金を確認してください。賃貸契約の更新、終了、立ち退きは、非公式な約束に依拠せず、契約、法律第15/88号、所管機関に基づいて確認してください。利用可能な調査では、全国共通の住宅ポータルや一律の住宅給付は確認されていません。
ガボンの住宅
ガボンの住宅には、賃貸、土地購入、住宅建設、公的・民間の住宅プログラムの利用があります。賃貸契約(bail)は貸主(bailleur)と借主(locataire)の契約で、土地登記証書(titre foncier)は所有権またはその他の物権に関する正式な記録です。利用できる制度は断片的であるため、賃貸契約、土地の権利関係、公共サービス、担当機関、地域のインフラをそれぞれ確認する必要があります。
ヒント
ガボンの住宅では、物件、契約または権利証、公共サービスを別々に確認してください。所在地、インフラ網、長期計画が不確かな場合は賃貸のほうが柔軟です。購入や建設は、土地の権利関係と所管機関による確認を済ませてから検討してください。非公式な約束、権利証のない土地、個人への割当てが確認されていない住宅計画の発表だけを根拠に支払わないでください。

