米は、特に第2~第6地域で主要な主食です。キャッサバは10地域すべてで栽培され、生産量は第1、第8、第9地域で最も多くなっています。ルプヌニと第9地域では、キャッサバが重要な主食です。キャッサバは茹でたり揚げたりするほか、乾燥キャッサバ粉のファリーヌ、キャッサバパン、料理に使うキャッサバ抽出物のキャサリープ、でんぷんに加工されます。ほかの地元産品には、砂糖、果物と野菜、ココナッツ、家畜、家禽、海水魚、淡水魚、養殖魚があります。グラウンドプロビジョンは、食事によく使われるでんぷん質の根菜類などを指します。 家庭料理では、ココナッツミルク、ハーブ、香辛料を使い、茹でる、揚げる、煮込む調理法が一般的です。クックアップライスは一鍋料理です。ペッパーポットはキャサリープで風味を付けた肉の煮込みで、クリスマスと強く結び付いています。メテンギーは、グラウンドプロビジョンをココナッツミルクと合わせた料理です。カレーとロティ、塩魚を添えたベイク、プホルーリー、ポテトボール、プリ、エッグボール、酸味ソースを添えたチャナ、魚や鶏肉の軽食も、特にジョージタウンでよく食べられます。ウィリウィリペッパーと、伝統的な飲み物のマウビーは、地元でよく知られた食べ物や飲み物の名称です。ガイアナ料理は先住民、アフリカ、インド、ポルトガル、中国、ヨーロッパの影響を反映しています。食べ物を分かち合うことは、もてなしや地域生活の一部です。すべての地域を代表する単一の献立はありません。 2018年のガイアナ食事指針(Food-Based Dietary Guidelines)は、6つの食品群、すなわち主食、野菜、果物、豆類、動物性食品、脂肪を使った鍋のモデルを採用しています。日々多様な食品を取り入れ、緑色や色の濃い野菜・果物を増やし、砂糖の多い食品や飲料、塩、油っこい食品や脂肪の多い食品を減らすことを勧めています。生後6か月間の完全母乳育児を支援し、飲酒は適量にするよう勧めています。 食料へのアクセスは、ジョージタウン、沿岸部、内陸部のコミュニティで異なります。生鮮食品は、ボーダ市場やスタブローク市場をはじめとするジョージタウンの市場や地域市場で特に取引されています。Guyana Marketing Corporationの資料には、市場ごとの小売、卸売、農場出荷価格があり、価格は季節や交渉によって変わります。同公社の1010サービスは、週ごとの市場価格情報をSMS 1通5ドルで配信します。2025年12月の都市部全体の食品・非アルコール飲料消費者物価指数は235.21でした。基準は2009年12月の100です。この指数は価格の動きを示すもので、特定の食事の費用を示すものではありません。 ガイアナ食品安全庁(Guyana Food Safety Authority、GFSA)は、関係省庁や機関と連携して食品安全を監督します。農場や食品施設には登録が必要な場合があります。食品事業者、食品取扱者、屋台販売者には、該当する身分証明や許可が必要なことがあります。リスクに基づく検査、サンプリング、検査機関での試験、衛生証明書、記録管理、追跡可能性、リコールは、安全でない食品の管理に役立ちます。食品安全法(Food Safety Act 2019)は改正中であり、手続きやサービスが変わる可能性があります。GFSAは、適合命令や改善命令を出し、要件を満たさない事業者を営業停止または閉鎖にすることができます。消費者は、安全でないと疑われる食品や食中毒をGFSAに報告できます。 農業省、保健省食品政策部門、国立農業研究・普及機関、ガイアナ米開発委員会、ガイアナ・マーケティング公社、ガイアナ家畜開発庁、漁業局、ガイアナ統計局は、それぞれ異なる情報や監督を担います。農業は洪水にさらされやすい低地の沿岸地帯に大きく集中しているため、排水、灌漑、洪水・干ばつへの適応、施設栽培、センサーや温室、冷蔵、乾燥、精米・製粉、収穫後の損失削減が、今後の食料入手に影響します。既存農地で生産を改善すれば、森林への圧力を減らすことができます。海面漁業、内水面漁業、養殖には、漁業制度と低炭素開発戦略2030に基づく許可、監視、持続可能性対策が適用されます。
ガイアナの食
ガイアナの食文化では、米、キャッサバ、新鮮な農産物、魚、肉、ココナッツなどの地元の主食に、先住民、アフリカ、インド、ポルトガル、中国、ヨーロッパの影響を受けた料理の伝統が加わっています。代表的な料理には、クックアップライス、ペッパーポット、メテンギー、カレーとロティ、塩魚を添えたベイク、プホルーリーやエッグボールなどの屋台料理があります。入手状況と価格は、地域、季節、市場へのアクセス、気候によって異なります。安全な取り扱いと多様な食事は日々の食生活を支えます。
ヒント
ガイアナでの食事計画は、全国共通の買い物リストではなく、地域と季節に応じて考えましょう。入手しやすい主食を中心に、6つの食品群を組み合わせ、現在の価格と調理済み・生鮮食品の取扱状況を確認してください。食品事業や屋台販売を行う場合は、GFSAの該当する登録・許可要件を確認してから営業しましょう。

