初期教育(Educación Inicial)は、およそ0~3歳を対象とし、施設での教育、または家族・地域の参加と教育機能を組み合わせた地域家族課程(Vía Familiar Comunitaria)を通じて提供されます。Educación Parvulariaはおよそ4~6歳を対象とする3年間の段階で、通常P4、P5、P6に分かれます。修了はEducación Básicaへの入学要件ではなく、修了すると制限なく次へ進めます。Educación Básicaは1年生から9年生までの9年間で、3年間ずつの3サイクルに分かれます。第三サイクル(Tercer Ciclo)は7~9年生です。1年生の通常の開始年齢は6歳6か月以上です。Educación Mediaは基礎教育後に続き、一般バチジェラートは通常、昼間2年または夜間3年、職業技術バチジェラートは通常、昼間3年または夜間4年です。これらは地域固有の後期中等教育課程であり、ドイツのHauptschule、Realschule、Gymnasiumに直接相当するものではありません。学校・教育機関には、教育センター(centros educativos、centros escolares)、教育複合施設(Complejos Educativos)、国立校(Institutos Nacionales)、私立校(colegios)、インクルーシブな通常校、特別支援教育機関があり、聴覚障害または視覚障害のある生徒向け施設も含まれます。私立校は国の規制・監督を受け、入学条件は各機関が定めます。登録と学校事務には、教育省の情報システムSIGESを使用します。登録、確認、認証、退学、転校、日々の出席、成績を管理します。幼児期と1年生の入学について、確認できる要件は該当する最低年齢であり、教育指針では他の理由で入学を拒否してはならないとされています。年齢超過者向けの柔軟な課程では、前年の修了証、最新の出生証明書、バチジェラート1年次からDUIの写しが必要となる場合があります。確認した全国資料には、全国一律の通学区域手続きは定められていません。ドイツ式の自動的な学区割当を想定しないでください。Educación ParvulariaとEducación Básicaは法律上の義務教育ですが、確認した規範ではEducación Mediaを一般的な義務教育段階とはしていません。公立のParvularia、Básica、Media、特別支援教育は無償で、私立校の費用は各機関によります。公立校は未払いの負担金や制服がないことを理由に、入学や通学継続を妨げてはならず、家庭に特定業者から教科書、学用品、制服を買わせることもできません。2025年の制服・靴・学用品支給プログラム(Programa Dotación de Uniformes, Zapatos y Útiles Escolares)は、対象となる公立・補助金校の生徒に、制服最大2着、靴1足、学用品、書籍またはワークブックを提供しました。職業技術バチジェラートでは、専門に応じて現場用制服とブーツも支給される場合があります。学校給食・健康プログラム(PASE)は、軽食、朝食、昼食などの日々の食事を提供し、牛乳プログラム(Vaso de Leche)は牛乳を提供します。国のカリキュラムは能力基盤型で、教育・科学・技術省(MINEDUCYT)が指導します。主要分野は数学、言語・文学、科学・技術、社会科、市民性・価値観、英語、体育です。授業の主言語はスペイン語です。英語は段階的に導入され、ナワト語、ポトン語、カカオペラ語は発展中の異文化教育を通じて支援されています。聴覚障害者の自然かつ公用語であるサルバドル手話(LESSA)は、関連する教育環境で使われます。公立の一般バチジェラートには2025年に「人生とキャリアの計画」(Proyecto de Vida y Carrera)が科目として加わりました。学校は地域の事情や生徒のニーズに合わせ、実施方法、指導法、教材を調整できます。評価は診断的、形成的、定期的に行われます。「学びを知る」(Conociendo Mis Logros)は2年生から中等教育1年次まで標準化され、2026年の評価は数学、市民性・価値観、科学・技術、言語・文学を対象とします。AVANZOは中等教育2年次にバチジェラ資格取得過程の一部として受験します。2026年はオンラインで実施され、無料のプラットフォーム、学校発行の認証情報、機関による支援があります。合格最低点はBásicaで5.0、Mediaで6.0です。インクルーシブ教育(Educación Inclusiva)は、通常のインクルーシブ校と特別支援教育を組み合わせ、環境、指導法、教材について合理的配慮を提供できます。サルバドル手話、点字、調整教材などが含まれます。MINEDUCYTは全国規則、カリキュラム、日程、試験、認定、支援プログラムを定めます。14の県教育局(Direcciones Departamentales de Educación)が地域で政策を実施し、校長、教員、学校組織は入学、出席、記録、地域での提供を管理します。修了記録には、幼児教育の修了証や成績表、基礎教育から次段階への進級、該当課程、学生社会奉仕(Servicio Social Estudiantil)、現行のMINEDUCYT要件に基づくAVANZO受験後のバチジェラ資格が含まれます。職業技術バチジェラート1年次後、一般バチジェラートへの限定的な横移動が可能な場合があります。
エルサルバドルにおける学校教育
エルサルバドルの学校教育は、幼児教育、初等就学前教育(Educación Parvularia)、9年間の基礎教育(Educación Básica)、中等教育(Educación Media)で構成されます。これらの段階では公教育は無償で、Educación ParvulariaとEducación Básicaへの通学は法律上義務です。国公立、私立、認定補助金校のほか、通常のインクルーシブ校や特別支援教育機関を選べます。進路は基礎教育から一般バチジェラート(Bachillerato General)または職業技術バチジェラート(Bachillerato Técnico Vocacional)へ進み、バチジェラ資格につながる場合があります。
ヒント
想定したドイツ式の学校種別ではなく、年齢、学習上の必要、費用、時間割、目標資格に応じて進路を選んでください。選んだ学校に入学条件を直接確認し、成績・試験要件を記録し、必要なインクルージョン支援は早めに依頼しましょう。公的支援や無償サービスですべての実費が賄われるとは限らないため、制服、交通、私立校の費用は別に見積もってください。

