国家選挙委員会(Comissão Nacional Eleitoral(CNE))がアンゴラの選挙を運営します。選挙を準備・組織・調整し、開票を監督し、暫定・最終結果を公表します。大統領は共和国評議会(Conselho da República)およびCNEへの諮問後、大統領令で選挙を招集します。任期終了前90日を超えて早く招集することはできません。通常選挙は5年任期が終わる年の8月後半に行うことが望ましいとされています。2026年9月5日時点で2027年の正確な日付は未定でした。 有権者は大統領選で別に投票しません。政党名簿または連合名簿に1票を投じます。全国得票数が最多の名簿の筆頭候補が大統領、2番手が副大統領になります。国民議会(Assembleia Nacional)は比例代表制で選出されます。国内外の総得票に基づき130議席を配分し、各州選挙区にさらに5議席を割り当てます。州選挙区ではドント方式を用い、名簿順位に従って当選者を決めます。現行の21州の行政区分と、憲法上の130議席プラス州ごとの5議席から、2027年の総数は235議席と計算されますが、公式の議席構成は未確定でした。 18歳以上のアンゴラ国民は、適切に登録され、法的欠格事由がなければ国内外で投票できます。投票権は本人が1度、自由かつ秘密に行使し、市民の義務でもあります。法的に行為能力を制限された人、法的に重度の精神障害と認められた人、確定判決を受けて服役中の人は除外されます。雇用主は従業員が投票するために必要な時間を与えなければなりません。 自動選挙人登録(Registo Eleitoral Oficioso)は資格ある有権者を自動的、義務的、恒久的に登録します。登録更新と生存確認(prova de vida)は2027年選挙に向け2026年6月15日から2027年3月31日まで実施されます。国内では通常、ワンストップ公共サービス窓口(Balcão Único de Atendimento ao Público(BUAP))で行います。国外では2027年1~3月、12か国の26の外交・領事館で行います。国内では身分証明書(Bilhete de Identidade(BI))または有権者カード(Cartão de Eleitor)、国外ではパスポートを使います。期限切れ書類も更新に利用できます。身分証明がない人は、まず法務・人権省(Ministério da Justiça e dos Direitos Humanos)を通じて申請してください。データはBDICから、FICMとも呼ばれる中央有権者データベース「成人市民コンピュータファイル」(Ficheiro Informático de Cidadãos Maiores)に転送されます。当局は有権者候補約1,670万人、BUAP634か所、投票所職員10,747人を見込んでいました。有権者登録更新の公的料金はありませんが、身分証明書の取得は別手続の場合があります。CNEは投票所ごとの有権者名簿を選挙の遅くとも30日前までに公表します。 有権者は通常、登録された投票所(mesa)で投票します。各投票所の有権者は750人以下で、委員長、書記、2人の係員で構成されます。少なくとも1人は地域で優勢な言語を話すべきです。投票所は7時に開場し、入場は16時に終了します。通常17時に閉場しますが、その時点で既に並んでいる有権者は投票できます。身元確認後、投票用紙を受け取り、ブースで政党名簿にX、十字、Vその他明確な印を付け、折って投票箱に入れます。その後、係員が指にインクを付けます。白紙は白票です。複数の印、不明瞭な印、撤退した名簿への投票、追加の線・絵・文字は無効となることがあります。障害者は本人が選んだ付添人を利用できますが、投票の秘密を守らなければなりません。読み書きできない有権者はインクを付けた指紋を使えます。 軍、治安、緊急サービス、選挙職員、病院職員、沖合・運輸・国外で働く人などには期日前投票が法律上認められます。申請は選挙の遅くとも30日前に行い、投票は選挙の15~10日前に市選挙委員会(Comissão Municipal Eleitoral)で行います。国外の有権者は利用できません。2022年は準備時間不足を理由にCNEが期日前投票を実施しないと決定しました。2027年の具体的規則は未確定でした。 選挙運動は投票日の30日前に始まり、前日深夜に終了します。政党、候補者、市民は国内外で平等条件の下に参加できます。報道機関は慎重かつ専門的・公平に報道し、反論機会を与えるべきです。名誉毀損、反乱・憎悪・暴力・戦争の扇動、投票を左右する物品・金銭の贈与は禁止です。拡声器を使う運動は7時~24時に認められます。投票日には投票所から250メートル以内での運動は禁止です。武装者は100メートル以内に留まってはなりません。警察は通常、要請があった場合にのみ介入します。投票所から500メートル以内の迷惑行為、武装、明らかな泥酔は退去措置の対象となり得ます。 国内外の選挙監視員は認定から最終結果公表まで監視できます。名簿代表者(Delegados de lista)は投票所で各競争名簿を代表し、投票・開票を監視し、書面苦情を提出し、公式記録の写しを受け取ります。投票終了後、投票箱を開き、投票用紙数と投票者数を照合し、名簿別、白票、無効票に分類します。委員長が票を読み上げ、出席する委員と代表者が公式記録(acta)に署名します。資料は州選挙委員会(Comissão Provincial Eleitoral)に封印して渡され、中央集計所が州ごとの結果と記録を集約します。CNEは各選挙区の暫定結果を順次発表し、投票終了後遅くとも15日以内に全国最終結果を公表します。不正はまず投票所で異議を申し立て、その後CNEに上訴します。選挙の適法性・有効性を最終判断するのは憲法裁判所(Tribunal Constitucional)です。 直近の完了選挙は2022年8月24日で、登録者14,399,391人、投票者6.454.109人でした。投票率は44.82%で、有効票6.272.104、白票107.746、無効票74.259でした。MPLAは51.17%で124議席、UNITAは43.95%で90議席を得ました。PRS、FNLA、PHAは各2議席でした。2022年選挙は国外投票を初めて実施し、12か国25都市でアンゴラ人2万2,000人超が投票しました。2027年に向けCNEは2022年の高い棄権率を強調しています。地方選挙は別法で定められ、ここで扱う総選挙には含まれません。
アンゴラの選挙
アンゴラの選挙では、政党または連合の名簿に投票し、大統領、副大統領、国民議会を選びます。2026年9月5日時点で2027年の選挙日は未定でした。
ヒント
アンゴラの選挙に参加するには、有権者名簿に適切に登録されている必要があります。国籍や書類を持っているだけでは足りません。早めに登録状況を確認してください。2027年選挙に向けた更新は2027年3月31日までです。公式選挙日が公表される前に旅行や不在を計画しないでください。

