アメリカ合衆国には多くの宗教的伝統があり、宗教を持たない人々も大勢います。宗教的アイデンティティは、信念、家族、文化、コミュニティ、個人の実践、またはそのいくつかと結びついていることがあります。 キリスト教の共同体は広く存在し、多くの教派や独立した教会を含みます。そのほか、ユダヤ教のシナゴーグ、イスラム教のモスク、ヒンドゥー教の寺院、仏教センター、シク教のグルドワラ、先住民の精神的伝統など、さまざまな共同体があります。 会衆とは、礼拝、教え、儀式、相互扶助、社会活動のために集まる地域の宗教コミュニティです。同じ名称を持つコミュニティの間でも、地域ごとの実践は大きく異なることがあります。 法律は宗教を実践する自由を守ると同時に、人々が宗教に従うよう強制されない権利も守ります。学校や政府機関などの公共機関は国教を定めてはならないことになっていますが、宗教は公共の議論や個人の生活に今も見られます。 宗教生活には、祈り、瞑想、聖典の学習、祭り、断食、音楽、食事の慣習、服装、慈善活動、家族の儀式などが含まれる場合があります。主に自宅で実践する人や、重要な行事の時だけ実践する人もいます。 宗教コミュニティは、友情、病気や悲しみの際の支援、教育、食事、育児、ボランティア活動を提供することがよくあります。また、価値観や社会問題について人々が議論する場にもなり得ます。 宗教は、祝日、名前、家族の慣習、道徳観、地域の人間関係に影響することがあります。外見、国籍、家族背景から、その人の宗教を決めつけてはいけません。 互いを尊重して共に暮らすには、必要に応じて慣習について尋ね、個人の選択を尊重し、宗教を持つ人にも持たない人にも居場所をつくることが大切です。慣習が学校、仕事、公共サービスに関わる場合は、明確に話し合うことで誤解を防ぎやすくなります。
アメリカ合衆国における宗教
アメリカ合衆国の宗教は多様で、個人の自由に基づき、多数の独立したコミュニティによって営まれています。アメリカ合衆国には国教として定められた教会がないため、人々は信仰を実践したり、信仰を変えたり、宗教を持たずに暮らしたりできます。
ヒント
宗教的または非宗教的な支援を求めるなら、どのようなコミュニティや活動を探しているかを説明することから始めましょう。アメリカ合衆国では、宗教コミュニティや地域センターを訪れ、慣習について尋ねたうえで、敬意があり安心できる場所かどうかを自分で判断できます。

