ペットに関わる主な公的機関は、動物生産・衛生部門、主席獣医官室、郡獣医事務所、地方自治体・自治体法人です。トバゴではトバゴ議会も責任を担います。一般家庭の動物について、全国共通のペット登録、統一的な譲渡サービス、通常の獣医料金表、政府資金による保護施設制度は確認されていません。 責任ある入手では、動物の入手元、予防接種・診療記録、必要に応じたマイクロチップ、予想される飼育ニーズ、長期費用を確認します。トリニダード・トバゴ動物虐待防止協会(TTSPCA)はポート・オブ・スペイン、セント・ジェームズ、スカーバラに保護施設を運営し、一時保護、譲渡、預かりボランティア活動を提供します。登録慈善団体の動物福祉ネットワークは独自の施設を持たず、TTSPCA、協力獣医、預かり家庭を通じて救助・再譲渡を支援します。低料金の不妊・去勢サービスは全国で行われますが、利用は収容力と寄付に左右され、公的な枠が保証されるわけではありません。 一般的な犬猫は、飼育開始前の全国許可を通常必要としません。飼い主には、適切な餌、清潔な水、動物の行動に適した寝場所、天候・洪水・自然災害からの保護、必要な獣医療、安全な移送、人道的な扱いを行う責任があります。殴打、飢餓、拷問、放置、病気の動物の遺棄、動物闘争の手配は、2021年6月1日施行の動物(疾病、輸入、健康および福祉)法違反となる可能性があります。花火による回避可能な苦痛を減らし、獣医官の指示・情報にも従わなければなりません。 犬管理法はクラスA犬に追加義務を課します。対象にはアメリカン・ピット・ブル・テリア、アメリカン・スタッフォードシャー・テリア、アメリカン・ブリー、ドゴ・アルヘンティーノ、日本土佐犬、フィラ・ブラジレイロのほか、これらとの交配犬、所定の外見・性格基準に該当する犬が含まれます。それ以外はクラスBです。クラスA犬の飼育には、自治体への登録、許可、飼育場所の検査・証明、発行から6か月以内の素行証明書、獣医証明、保険、ISO 11784/11785準拠マイクロチップ、適切な飼育の証明が必要です。法定基本料金は1頭または2頭の場合1頭当たりTT$1,000、2頭を超える場合1頭当たりTT$1,500、不妊・去勢済みの場合1頭当たりTT$500です。許可期間は最長2年で、料金は大臣が変更できます。 クラスA犬が公共の場所にいる場合、外れにくいバスケット型口輪と長さ1.25メートル以内のリードが必要です。引き手は18歳以上で、認定された制御訓練講習を修了していなければなりません。犬を危険な状態で放してはいけません。私有地では逃げ出せない囲いを設け、フェンスまたは壁は高さ2.44メートル以上とし、警告標識を掲示します。クラスA犬を5頭超飼う場合は犬舎とみなされます。遺棄は禁止され、認定訓練士が必要です。犬が逃げて損害を生じさせた場合、飼い主は民事責任を負うことがあります。負傷を負わせた場合は最高TT$100,000の罰金および最長5年の拘禁、死亡させた場合は最高TT$200,000の罰金および最長10年の拘禁となる可能性があります。違反には押収、収容、殺処分、犬飼育禁止が伴うことがありますが、実際の執行能力には地域差があります。 政府の犬管理体制には運用上の制約があります。2024年の議会調査では、政府収容施設4か所の計画が記録され、サン・フェルナンドに1か所が完成し、犬舎12室または最大72頭の収容能力が報告されました。人員、警察支援、資源が制約となり、同施設にはクラスA犬向けの改修も必要でした。そのため、苦情、登録、収容、取締りの窓口は自治体やトバゴ議会の体制によって異なることがあります。 生きた動物、動物製品、ペットフードを輸入する場合、到着前に主席獣医官と動物生産・衛生部門から輸入許可を取得しなければなりません。申請には輸出国、種、数量、輸入者を記載します。2013年以降の制度では、許可条件を満たす犬猫は通常、検疫なしで入国できますが、許可自体は必須です。カテゴリー1の国からは、旅行の少なくとも6週間前に申請し、ISOマイクロチップ、旅行の少なくとも10日前に行う内外寄生虫処置、発行から7日以内の公的健康証明書、許可に記載された書類が必要です。カテゴリー1では狂犬病抗体価検査は不要です。 カテゴリー2では、マイクロチップ装着後の狂犬病予防接種と、接種後少なくとも1か月経過してから承認検査機関で行うFAVNまたはRFFT抗体検査も必要です。カテゴリー3はその他すべての国が対象で、通常、狂犬病予防接種、抗体価検査、接種後少なくとも5か月を経て行う許可手続き、少なくとも5暦月の待機期間が必要です。出発地に応じた追加検査が適用される場合があります。カテゴリー4は、トリニダード・トバゴを出国し3年以内に戻る動物です。出国前にマイクロチップを装着し、その後に狂犬病予防接種を受け、少なくとも1か月後に防御水準の抗体価を確認し、ワクチンの有効期限が切れる少なくとも3か月前に帰国する必要があります。条件を満たさない場合、カテゴリー2または3の規則が適用されることがあります。カテゴリー1では到着の少なくとも48時間前に通知が必要です。航空機では適用条件に従い、客室、受託手荷物、貨物で輸送できる場合があります。船便や他の動物種は、事前に主席獣医官へ確認してください。 2021年公表の政府料金は、生体動物輸入許可TT$100、犬猫その他の動物検査TT$10、輸出許可TT$50、承認TT$50、再発行TT$150です。時間外料金は16:00~22:00がTT$800、22:00~08:00または土日祝日がTT$1,000と記載されています。獣医診療、検査機関、ワクチン、マイクロチップ、航空会社、輸送、検疫の可能性は別途費用です。渡航予約前に主席獣医官へ料金・入国条件を確認してください。 獣医師登録法に基づき登録された民間獣医師が通常のペット診療を提供します。政府の臨床サービスは主に家畜を対象とし、全国的に無料の通常ペット診療を提供するとは確認されていません。狂犬病の疑い、動物による咬傷、異常行動は、動物対応班、国立動物疾病センター、最寄りの郡獣医事務所に速やかに報告してください。省はトリニダード・トバゴに犬狂犬病の常在状況はないとしていますが、トリニダードでは吸血コウモリが狂犬病を媒介します。登録獣医師は届出対象の犬猫の疾病を公式報告制度で届け出ます。 全国共通の政府による飼育放棄手続きは確認されていません。飼い続けられなくなった飼い主は通常、TTSPCAまたは動物福祉ネットワークへ連絡しますが、受け入れは保護施設、預かり家庭、救助の収容力によります。野良・野生化した動物の個体数管理は法令や、不妊・去勢を含む提案プログラムで扱われますが、実施体制は自治体とトバゴ議会の間で分散しています。災害対策管理局の公的避難所は衛生規則により動物を受け入れないため、緊急時計画には別の世話人、携帯ケージ、ペット受け入れ可能な場所を含めてください。 差し迫った危険や犯罪に当たる虐待の疑いは、トリニダード・トバゴ警察へ通報してください。獣医療への苦情はトリニダード・トバゴ獣医師会へ。福祉・救助の相談はTTSPCAまたは動物福祉ネットワークへ、疾病、輸入、狂犬病の相談は主席獣医官、動物生産・衛生部門、担当獣医事務所へ連絡します。動物が拘束・収容されると、飼い主に保管・治療費が生じる場合があります。引き取らず費用を支払わない場合、収容、48時間の猶予、官報と日刊紙2紙での7日間の公告後に処分される可能性があります。裁判所は人道的殺処分、売却、適格者または野犬収容施設への移送、将来の飼育禁止を命じることがあります。条件に従わないクラスA犬は、7日間の通知の後、さらに3日経過すると獣医師が人道的に殺処分できる場合があります。
ペット—トリニダード・トバゴ
トリニダード・トバゴでペットを飼うには、動物福祉上の義務、獣医療、地域の犬管理規則、輸入・移動・保護野生動物に関する種別要件が関わります。犬猫には通常、全国共通の飼育許可は不要ですが、クラスA犬、輸入動物、保護動物には追加の承認・保護措置が必要です。譲渡、飼育放棄、緊急時の受け入れ体制は分散しているため、飼い主は自治体、獣医師、保護施設、救助団体と調整することが多くなります。
ヒント
トリニダード・トバゴでペットを飼う際は、個人の飼育計画に加え、自治体、獣医師、救助団体の対応力も考慮してください。入手前に動物の法的区分、記録、予想費用、緊急時の預け先を確認します。出発国の区分によって狂犬病抗体検査と待機期間が必要なら、輸入には数か月かかることがあります。

