各家庭は、小規模な農業や漁業、市場、小さな食料品店(abacerías)、スーパーマーケット、家庭の台所を通じて食料を得ています。レストランやホテルは、特にマラボとバタに集中しています。都市のメニューにはアフリカ料理とスペイン料理やその他の西洋料理が並ぶことがあり、沿岸地域では新鮮な魚やラングスティーヌがよく知られています。リオ・ムニ、ビオコ、アノボンを比較できる信頼性の高い全国データは限られています。 キャッサバ(ユカ)、サツマイモ、プランテン、ピーナッツ、バナナは、地元の主要な食品です。米と小麦は輸入される主要な主食です。2024年の生産量は、サツマイモが約102,000トン、キャッサバが77,000トン、プランテンが41,000トンと報告されました。赤道ギニアには約850,000ヘクタールの農地がありますが、主食の生産に使われるのはおよそ20,000ヘクタール、特にカカオなどの換金作物には約9,000ヘクタールです。2026年の生産予測は平年並みに近い水準です。地元産の収穫物には季節性がありますが、輸入食品はより継続的に入手できることがあります。 よくある料理には、辛味のある魚のスープ「ペペスープ(pepesup)」、ピーナッツスープ、ピーナッツ、ヤムイモ、またはオクラを使ったソース、焼き魚、付け合わせの米やプランテンがあります。市場では、パパイヤ、パイナップル、バナナ、プランテン、アボカド、マンゴー、ココナッツがよく売られています。飲み物には、ヤシ酒の一種である「マランバ(malamba)」や「トペー(topé)」、ビールがあります。古い公的な記述には、センザンコウ、ワニ、霊長類、カメなどの野生動物を使った料理が記載されていますが、現在入手できることを示すものでも、推奨するものでもありません。法的・生態学的な制約があるため、こうした食品の扱いには特に注意が必要です。 栄養状態には地域差があり、全国の現在の食事状況を示すデータは限られています。入手できる指標では、発育阻害が2022年に16%、消耗症が2011年に3%、過体重が2022年に8%と報告されています。ユニセフの国別プロファイルでは、発育阻害を17%、完全母乳育児を7%、ビタミンAを2回接種した割合を8%、ヨウ素濃度が0ppmを超える塩の割合を57%と推計しています。これらの数値は対象年や方法が異なるため、現在の全国食事調査の結果をひとまとめに示すものとして扱うべきではありません。 食料価格は輸入費用の影響を受けやすく、食料価格の上昇は2024年の貧困増加の一因となりました。2025年の政府通達は、卸売業者に国が定めた価格に従うよう求め、倉庫、スーパーマーケット、食料品店(abacerías)で、食品の状態、取扱い、保存状況を含む検査を求めました。農業・畜産・森林・漁業・環境省、商務省、保健省はいずれも食品システムに関係する役割を担っています。1981年の「衛生基本法(Ley de Bases de Sanidad)」は、食品の品質と安全性に対する国の検査・監督を定めていますが、中央の食品安全機関、全国共通の相談窓口、統一された消費者向け手続きが明確に確認されているわけではありません。 実施が2025年に承認された2022年の「食品システム強化のための国家ロードマップ(National Roadmap for the Consolidation of Food Systems)」は、自然に配慮した生産、安全で健康的な食品へのアクセス、公正な生計を支援することを目指しています。気候リスクには、嵐、洪水、干ばつ、気温上昇、海面上昇があります。提案されている方策には、気候変動に強い供給網、農業用化学物質の使用削減、温室効果ガス排出の削減、地元での販売強化が含まれます。2025年に発行された漁業許可には、現地雇用を少なくとも90%とすること、および漁獲量の40%を国内市場に回すことが含まれていました。全国的に確立された持続可能性認証や消費者向けラベルは確認されていません。
赤道ギニアにおける食生活と食品供給
赤道ギニアの食生活では、地元で栽培されるキャッサバ(ユカ)、サツマイモ、プランテン、ピーナッツ、バナナ、魚と、大量に輸入される米や小麦が組み合わされています。商業輸入は国内需要の約80%を賄うため、国際価格や輸送費が家計の食費に影響することがあります。よく食べられる食品や飲み物には、ペペスープ、ピーナッツを使ったスープやソース、焼き魚、マランバ、トペーがあります。食料へのアクセス、安全性、持続可能性は、供給網、場所、季節によって異なります。
ヒント
赤道ギニアでの食料計画では、季節性のある地元産食品と、輸入に依存する主食とのバランスを考えましょう。地元産か輸入品かだけで判断せず、購入する時点で価格、入手しやすさ、取扱い、産地を比べてください。状態や法的な位置づけが不明な商品、特に保護上の懸念がある野生動物由来の食品には、特に注意が必要です。

